連載「つつむ」をつくる 第1話
「つつむ」をつくる
1976年に、私たちの会社は「パッケージアート」という名称に変わりました。
先代の「つつむ技術だけでなく、そこに豊かさを感じさせるものがなければならない」という信念を表したものです。「アート」には”技術”と”表現”との意味を込め、パッケージを通じて広がる豊かさを意識しています。
私たちのモットーである「つつむ」をつくるという言葉には、そうした思いが込められています。豊かさの源泉は、お客様の製品でありサービスです。その価値はお客様のブランドにあります。「つつむ」をつくるとは、お客様のブランドをパッケージを通じて支えるということです。私たちは、お客様のブランディングのパートナーとなりたいと考えています。
この思いをお伝えしたく、4話のブログに綴りました。今回は、その第1回目です。
第1話:パッケージは、ブランドそのもの
パッケージとブランディング
みなさんにとってパッケージとは何でしょうか。製品を包む箱でしょうか。ロゴマークの印刷された袋でしょうか。あるいは美しい包装紙?
私たちは、パッケージはブランドそのものであると考えています。包装という機能的な役割に加え、パッケージは製品やサービスを扱うお客様のブランドを表す核心的な要素のひとつです。
ブランディングとは、お客様がその先の顧客に示した「約束」です。
お客様がターゲットにされているユーザーの方々は、約束されたブランドを期待して、製品やサービスを購入されます。ブランドはお客様の価値であり資産です。私たちの使命は、お客様のブランド価値を理解し、ブランドイメージを託したパッケージをご提供することです。
形やデザイン、色や手触り、機能性や強度。パッケージを構成するあらゆる要素に、ブランドのイメージが表されます。お客様が大切に守っているブランド、あるいはこれから構築しようとするブランドにパッケージのイメージが一致しているかどうか。そのことに細心の注意を払って、パッケージを作り込み、お客様のブランディングを支えるのが私たちのミッションです。
全てはお客様のブランドを守るため
お客様の事業活動において、さまざまな場面で「つつむ」ことが必要になります。製品パッケージ以外にも、運搬や在庫を保管するための梱包資材・段ボール、手提げの袋まで幅広いものがあります。そのそれぞれにお客様のブランドが反映されているのです。
パッケージアートは、「つつむ」ことのトータルコーディネーターでもあります。
梱包資材・段ボールに、高度な精度や品質を求めるのは一般的ではないかもしれません。しかし、製品やパッケージが良いのに、梱包の品質が悪ければブランドの価値は下がります。寸法に合わない、無駄な資材が多い、強度が弱い、汚れや破れが目立つ、湿って劣化が激しい等など。
ユーザーに直接見えないところですが、ブランドの価値はこうした細部に現れるものです。ブランドを本当に大切にされるお客様は、細部を決しておろそかにしません。
私たちがミリ単位の精度で梱包資材に向き合い、作り続けているのも、お客様の大切なブランドを守るために他なりません。定型化し機械化が進む梱包資材づくりを、お客様のカスタマイズ要望に応え、多くの製品を職人の手でひとつひとつ作り出しているのも、その信念があるためです。
全てはお客様のブランドを守るため、成長に貢献するため。パッケージに関わるあらゆるニーズにお応えしてまいります。