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箱の形状と機能

多様な箱の形状と機能
オーダーメイドのヒントをご紹介します。

はじめに

箱の形状には、それぞれ意味があり、役割があります。
求められる機能によって形状の組み合わせも多種多様です。

箱の形状を検討するにしても、「重量物だから底抜けしにくい形状にしたい」「組み立て時間を削減したい」など、課題はさまざまです。

今回は、新たなパッケージ製作や、既存パッケージの課題解決のヒントとなるような形状をピックアップし、ご紹介いたします。

テーマ:時間削減

「仕切り一体型で製造コストと組立てコスト削減へ」

箱の内部で、複数の内容物を整理する際に必要となるのが「仕切り」です。
通常、箱とは別に「仕切り」を作成し、箱を組み立てた後に仕切りをセットする形が一般的です。

一方、上の画像のように、箱本体と仕切りを一体化させることも可能です。
利点としては、別で仕切りを用意する必要がなく、箱の組み立てもパーツが1つなのでより簡単です。

テーマ:重量物梱包

「重量物も安心、耐荷重性の高い形状」

重量のある内容物を梱包する際、底面の耐荷重を強化する目的で採用されるのが「オーバーフラップ」です。
上の画像のように、底面の左右の長さを変え、非対称にすることも可能です。

※オーバーフラップとは、フラップ(フタ)が折り重なる形状のことです。

テーマ:5S・環境整備

「社内の環境整備に最適な組み立て式トレー」

のりつけをせず、「折り込むだけ」「はめ込むだけ」で組みあがるトレーは、使わない時は展開したまま保管し、使う分だけ組み立てることができるので、事務用品の整理などの社内環境整備に重宝します。

上の画像のように、開口部を斜めにすることで、内容物を取り出しやすくし、高さのあるものも安定して収納出来る形状や、4つ側面を折りこむ事で強度を持たせる形状など、その用途、内容物にあわせて様々なカスタマイズが可能です。

※トレー型の箱は規格品もございます。

テーマ:薄物梱包

「薄物に最適な、包み込む梱包」


梱包はなにも「箱に入れる」だけではありません。
内容物を風呂敷のように「包み込む」梱包もあります。
レコードや衣類といった厚さのないものと相性が良い梱包方法です。
また重量のあるものでも底抜けしづらく、梱包を解くと箱が展開され内容物が容易に取り出せるなどの利点もあります。

おわりに

いかがだったでしょうか。
今回ご紹介した内容が、みなさまの商品開発や既存のパッケージ改善へお役立ていただけましたら幸いです。

パッケージアート株式会社では、さまざまな形状への柔軟な対応力と、カスタマイズの自由度を活かし、最適なパッケージデザインを目指します。

当社の「包装資材コンシェルジュ」が、一緒に考え、一緒に創り上げるパートナーとしてパッケージ製作をサポートさせていただきますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

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